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スピード社の水着レーザーレーサー問題

 スピード社の水着騒動。2008年5月には日本の選手は日本水泳連盟の公認であるミズノ、デサント、アシックスの水着しか着用が許されていませんでした。しかし、スピード社のレーザーレーサーを着用した外国人選手が世界記録を更新しているという情報から、上記の3社に対し、改良を求めました。
 しかし、6月8日に行われたジャパンオープンでの17個の日本新記録のうち16個がスピード社のレーザーレーサーを着用した選手によるもので、北島康介選手は世界新の記録を出したということから、日本水連は北京オリンピックに限り、水着を自由に選べるということに決定しました。
 日本人選手は果たしてスピード社の水着を着れるのだろうかと、気をもみました。世界の選手達がスピード社の水着を着て、記録を更新しているのに、いろいろな制約で日本人選手がスピード社の水着を着れずに、横目でうらやましそうに、スピード社の水着を着て世界記録を更新しているのをみていなければならなかったらかわいそう! と思っていました。もし、そうなったとしても 水着のせいにせずにがんばるでしょうが… よかった! 日本水泳連盟の方々もやっぱり、日本の選手に記録をだしてもらいたいですものね。それにしても北島康介選手はカッコよかったですね。あまりにも周りの人たちが水着のことで騒ぐので、「I AM THE SWIMMER」とプリントしたTシャツを着ていたのは…

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スピード社とは?

ところで、スピード社って何? スポーツのブランドといったら、ナイキとかアシックスとかプーマとかそういうブランドしか思いつきませんでした。スピード社はSPEEDO と”0”がつき、正確にいうと「スピードウ」となります。スピード社はイギリスのスポーツ衣料メーカー及びブランドです。競泳用水着が有名です。現在は日本国内では、三井物産がライセンス契約をし、ゴールドウィンが競泳用水着の開発、販売を担当しています。

スピード社の水着レーザーレーサー

 レーザーレーサーはアメリカ航空宇宙局、ニュージーランドのオタゴ大学、ANSYS社、オーストラリア国立スポーツ研究所など多くの専門家により開発されました。

その特徴として、縫い目がなく、世界初の完全無縫製型ボディスーツです。生地を特殊な超音波を使って、接着するため、1日に70着しかできないそうです。予約販売を受け付けていますが、手に入るのは大分先になりますよ。価格も高価なものでは7万円くらいします。
 また、締め付け力が強く、2つサイズが下の水着を着るような感じで、一人では着れず、着用を手伝ってもらっても、30分以上かかるそうです。そのキツサのために、選手の体をコンパクトにし、水の抵抗を減らします。抵抗の大きい体の部分を締め付けることで、ストリームラインを作り出すそうです。また、筋肉の無駄な振動を抑えるといわれます。
 とても軽いことも特徴の一つです。普通の競泳水着と比較すると、約2分の1の重量です。吸水性も低く、水の中でも今までの水着と比べると、約3分の1の重量となり、非常に軽いです。
 スピード社のレーザーレーサーを実際に着用した人の感想では、今までの水着との違いは「浮力」で、脚の部分が浮きやすく、水の抵抗をうけにくい体の姿勢が作りやすいと言います。
 かといって、誰でもが、記録を更新するというわけでもなく、平凡な記録で終わる選手もいるようです。また、切れやすいという欠点もあるようです。
 北京オリンピックでは水着は選手本人が選ぶそうです。すばらしい記録を期待したいですね。


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